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山内駿

【山内駿 1984〜 京都】

へうげ十作の主軸・かのうたかお推薦により、今回参戦となりました。

「陶がみせる音の表情、記憶に残る小景。様々な生活に存在し、時に主張し始める。そんな「うつわ」を焼き上げていく」。それが山内駿の身上。黒釉のベースに銀彩を施し、グラインダーで研磨。黒銀彩、銀黒彩、独自の技法で醸し出すダメージがめっちゃクールにて候。

思えば、古田織部の主舞台は京都であり、すべての中心であったこの街が、焼き物にとっても首都と言える気がいたしまする。さすればいわゆる「京焼」こそ、コンテンポラリーな「織部好み」を最も強く投影し、今日なお、融通無碍を称えているようにも思います。「カッコいい」山内の酒盃との出会いをどうぞお楽しみに

 

陶歴:
1984年 京都で生まれ、宮城で育つ 
2006年 京都伝統工芸専門学校 専攻科 卒業 
猪飼祐一氏に師事 
2009年 京都にてKOHAKU-GAMAを始める
公募展: 
2008年 日本伝統工芸近畿展 入選[09~12、14~16年] 
2012年 京都府美術工芸新鋭展-2012京都美術・工芸ビエンナーレ- 招待出品 
2012年 河北工芸展 秋田県知事賞 受賞 
2014年 河北工芸展 入選
2016年 日本伝統工芸展 入選
展覧会: 
ARTZONE(京都)、藤崎(仙台)、米子髙島屋(鳥取)、アートサロンくら(京都) 、晩翠画廊(仙台)、THZGallery(台湾)、ギャラリーみちかけ(京都)、京都陶磁器会館(京都)、伊勢丹新宿店(東京)、萬福寺(大阪)、六々堂(京都)、東急百貨店本店(東京)、ルーサイトギャラリー(東京・長野)、MaKaRi(NY)、建仁寺両足院(京都)、清水寺(京都)